21世紀は 時代に乗ってスイングバイ

真学校が始まってちょうど1週間が過ぎた2月26日、受講生のめぐちゃんはいさどんと面談の場を持ちました。「自分の活かし方をもっと主体的に考えたい」というめぐちゃんに様々なアドバイスが伝えられた後、最後にこんな話がありました。

「区切りをつけるために真学校に来ました」と語るめぐちゃん
区切りをつけるために真学校に来たというめぐちゃん ー 写真は講座「創造性と芸術」より

いさどん:
これから自らの未来に対して、どのようなビジョンを持っていますか?何かが観えるのか、観えないのか、観えているとしたらそれをどうするのか。

めぐちゃん:
観えていないと思います。

いさどん:
観えないとしたら、それはとても幸せなことだよ。観えないということは、未知だから怖いということでもあるよね。しかし逆に言うと、観えないからこそ何かに委ねることができる。今まで自分の考えで生きてきて、人生にあまりいい印象を持っていないとしたら、自分の考えを手放すことは新しい世界に出会うチャンスでもある。だけど怖がりな人は、見えないとどうなるかわからないから、未知なるものを恐怖に感じるんだよ。
人は生まれてきて、それぞれの人生を歩むけれど、最終的には必ず死を迎える。その人生の卒業の段階で自らを振り返った時に、その価値は物理的なもので決まるのではなく、どの意識レベルで生を全うしたかということが大切だよ。どのような意識レベルで自らの人生を誇り、有意義に感じて、未練なく旅立っていけるかということの方が、これからは特に重要になる。最終的には一人ひとりが自分で結論を出すことだけど、僕は誰しもそのように生きてほしいと思っているよ。
今回の真学校の受講は、あなたにとってとてもいい区切りになるね。

めぐちゃん:
区切りをつけるつもりで来ました。真学校が終わった時には、心境に何らかの変化があるだろうと思っています。その新しい心境で動き始めるしかないというところまで自分がきている、という意識でいます。

いさどん:
それならば、そのことも自らの中に入れながら真学校の受講を続けていくといいね。地球暦からあなたを読み解くと、緻密にものを観ることが欠けていたり、勉強はしても自らの意志で自分を切り替えていくことをしないということが読み取れる。それは、時期が来ないと動かないということでもあるね。もうひとつ、何が大切なのかと思考はするけれど、けじめをつけてピシッと行動しない。思いはあるけれど、けじめがつけられない。

めぐちゃん:
そうだと思ってました(笑)。

いさどん:
それはどうしたらいいのかというと、何かに乗ればいいんだよ。一番いいのは時代に乗ること。しかし誰もが時代を読めるわけではないから、たとえばこの真学校を受けるのはいいきっかけになるね。自らの意識を創っていくことになるから。今の時代を生きる人々は大きな時代の節目にいるのだから、それに乗っかって一緒に行けばいい。

たとえば、日本が小惑星の観測衛星を打ち上げたでしょう?アメリカが天体を探査する時にも、まずロケットを打ち上げて、地球の周回軌道に乗せるんだよ。そこから周回軌道を離れて目的の星に行く時に、ロケットの推進力だけではものすごく時間がかかる。では何を推進力にするのかというと、地球の重力を利用するんだよ。地球の重力を利用しながらその周りを回って推進力を上げ、あるタイミングで目的の方向に向かってピッと軌道修正してやると、地球の軌道を離れて目的地へ向かっていく。これをスイングバイと言うんだよ。ロケットだけではそこまでやれないから、地球の推進力を利用するんだ。

めぐちゃん:
『オデッセイ』という映画にその話が出てきました。

いさどん:
自分の能力で目的地に行けたら言うことはないけれど、プラスαという意味では、この真学校もスイングバイだね。そういうふうに使い方を考えればいい。なんでも自分でやらなければと思う必要はないんだよ。

もっと力強いスイングバイは、2012年12月21日の銀河の冬至から始まった、新しい時代の流れ。僕はこれだと思う。この時代の区切りのタイミングに乗って、今人類は、21世紀の新しい時代にスイングバイすればいいんだよ。
しかし多くの人は、それを利用したがらないね。新しいところへ行くことを怖がっていたり、未知なるものを理解できないから嫌だと言っているが、そんなことはどうでもいいんだよ。見えようが見えまいが、時代はそのように進んでいる。怖かろうがわからなかろうが、まずはドーンとそこへ乗っていくと、新しい景色が見えてきて「何だ、こういうことだったのか!」となるんだよ。そこに乗らなければ、賞味期限を迎えて終わっていく時代の流れに恐怖を感じることになる。

めぐちゃん:
今朝目が覚めた時にふっと湧いてきた言葉があって、それは「わからないものに寄り添っていく」ということでした。

いさどん:
それこそ天の声ですよ。あなたに向けた、神さまの声です。

めぐちゃん:
起きたばかりで忘れてしまうと思ったので、それだけすぐに日記に書き留めました。

いさどん:
そういった閃きから生まれた発想を僕はずっと語ってきました。講座でも子どもミーティングでも大人ミーティングでも語って来ましたが、僕はこのように人間の姿をしているものだから、人はそれを聞いてもなかなか天の声としては受け取らないね。しかしあなたが朝目覚めて、ふっとそれが湧いてきたのだとしたら、それこそが天の声です。それを活かしていくことです。自分で計算して幸せをつかもうとしているようでは、それこそ昨日観たNHKの『稼げる大人になる!?~加熱する受験競争』という番組に出てきた人々のように、亡者のように生きることになってしまう。もっとエンジョイしながら、時代の変遷を楽しんでいけるといいね。
人間は地球に対して責任があり、これからの時代の人々はその責任を果たした結果、未来の優れた時代を地球と共にエンジョイできるようになる。時代の要請を受け、本来求められるべき道を歩もうと思ったら、自分の意志を捨てること。自分の意志を捨て、天の意志に沿う。そうすると、最もあなたが活かされるようになるよ。
とにかく3月18日の真学校の修了までを過ごしてみましょう。その中でいろいろな心の変遷をたどりながら、観えてくるものがあるでしょう。そしてあなたが自分で自分に結論を出すことです。

めぐちゃん:
今まで仕事をしてきた中で、仕事自体は充実していたけれどだんだん孤独感が募っていました。

いさどん:
あなたがそう感じるのは、あなたに旬が来ている時に、周りの人々が相変わらず業績とかお金とかいうものに取り込まれて生きていたら浮くからでしょう。浮くと言うと悪いことのように聞こえるかもしれないが、それはもうそこには合わないのだから他のルートへ進みなさいというスイングバイでもあるんだよ。それは後押しであり、神さまのメッセージだね。たとえば、あるタイミングで病気になることも、それまでの生き方の結果として病気になったのだから、そこに気付いたらそろそろルートを変えなさいというメッセージでもあるんだよ。そうやって、活かしあっていけばいい。

ものすごく大きなエネルギーが使われて地球が動き、時代が動いている。それに比べたら我々一人ひとりのエネルギーなんてないにも等しいのだから、個人の願望がどれだけあろうと、時代の波に対してはどうしようもない。だから逆に、その大きなエネルギーを利用すればいいんだよ。人類はこれまで、個人的に生きることにエネルギーをかけ過ぎた。だからこそ、これからの人は群れて生きる必要がある。みんなのエネルギーを使いながら、みんながそれぞれを活かしあっていく。それもスイングバイだ。これが新しい時代の、極めて効率的な生き方だ。

 


 

<後日談>

それから2週間近くが過ぎた3月10日の夜、ファミリーメンバーと受講生が参加する「大人ミーティング」の場で、上記の文章がシェアされました。文章が読み上げられた後、いさどんはこう言いました。

「今改めてこの文章を聞いていたら、面談の時の感覚がリアルによみがえってきました。あの時のめぐちゃんからすると、今のめぐちゃんは別人だね。もうスイングバイした状態になってるよ。」

上記の面談以降、めぐちゃんはどんどん変化し、講義中もいさどんとの掛け合いの中で宇宙の本質をひも解く発想が次々と湧き出すようになり、今では独自の視点を積極的にシェアして全体の学びを深める役割を果たすようになりました。その言葉には力強さがあり、受講当初のめぐちゃんとは確かに違っています。

めぐちゃん
あふれだす発想をシェアして、場を活性化するめぐちゃん

「3月3日のお誕生日会の時に受講生で人形劇の出し物をしたけれど、あの日を境に自分の中で何かが切り替わった感覚がある」とめぐちゃん。(詳しくは、後日掲載予定のめぐちゃんの日記をご覧ください。)

一人の変化は、世界の変化の第一歩。
明らかに、未来へつながる新たな動きが始まっています。

 

餅つき大会で餅つきに挑戦するめぐちゃん。「とりゃ~~~!!」
餅つき大会で餅つきに挑戦。「とりゃ~~~!!」

 


3日目午前「互いを知る」

この講座は、「互いを知る」ということで、まずは2つのグループに分かれ、一人一人の自己紹介をした後に、他のグループに自分以外の人を紹介する「他己紹介」をしました。

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紙に書かれた自己紹介をもとに質疑応答

自分のことを紹介するのは、例え苦手ではあっても自分のことなのですから、何とかネタはあるもの。でも、人の紹介をするとなると、余程その人に興味を持って聞いていなければ、詳しく伝えられません。

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「互いを知る」とは、まず相手に関心を持つことがスタートなのです。そしてそこから互いに理解しあい繋がっていくことで一つになっていけるのです。

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他己紹介をもとに書き出されたメモ